街角の小さな食堂「ワルン」から、夜に現れる移動屋台「カキリマ」まで。インドネシアの屋台グルメを楽しむために、注文から会計まで使えるフレーズをまとめました。

席を確保する・水を頼む

場面 表現 読み方 意味
2人分の席 Saya mau meja untuk dua orang サヤ マウ メジャ ウントゥッ ドゥア オラン 2人用のテーブルをお願いします
お水がほしい Saya mau air putih サヤ マウ アイル プティ お水をください

「meja(テーブル)+ untuk dua orang(2人のため)」の並びが基本形。「air putih(白い水)」は直訳ですが、飲用の真水のことをインドネシアではこう呼びます。何も言わずに「お茶」を頼むと甘い紅茶「es teh manis」が出てくることが多いので、真水がほしければ「air putih」と伝えましょう。

おすすめを聞く・辛さを伝える

場面 表現 読み方 意味
おすすめを聞く Apa yang enak? アパ ヤン エナ 何が美味しいですか?
辛くないものを Saya mau yang tidak pedas サヤ マウ ヤン ティダ プダス 辛くないものをください

「enak(美味しい)」はインドネシア旅行でいちばん使う形容詞かもしれません。唐辛子をすりつぶした「sambal(サンバル)」はインドネシア料理の魂で、地域や家庭ごとにレシピが違い数百種類とも。辛いものが平気なら逆に「pedas(辛くして)」とお願いしても構いません。

屋台の定番、ナシゴレンを注文する・苦手な食材を伝える

場面 表現 読み方 意味
定番を注文する Saya mau nasi goreng サヤ マウ ナシゴレン ナシゴレンをください
肉が食べられない Saya tidak makan daging サヤ ティダ マカン ダギン 肉は食べません

「nasi goreng」は直訳で「炒めご飯」。「goreng(炒め・揚げ)」を覚えると「mie goreng(焼きそば)」「pisang goreng(揚げバナナ)」とメニュー表がぐっと読めるようになります。ベジタリアンや体質で肉が食べられない人は、大豆発酵食品「tempe(テンペ)」や豆腐「tahu(タフ)」を使った料理も豊富なので安心です。

デザートで締めくくる

場面 表現 読み方 意味
マンゴーもち米 Saya mau ketan mangga サヤ マウ クタン マンガ マンゴーもち米をください

「ketan(もち米)」と「mangga(マンゴー)」を組み合わせたこのデザートは、隣国タイの定番デザートとも似た組み合わせですが、インドネシアでもワルンや屋台のデザートとして親しまれています。ココナッツミルクをかけて食べるのが定番で、暑さで火照った体にちょうどいい甘さです。

持ち帰り・会計する

場面 表現 読み方 意味
持ち帰りたい Saya mau bungkus サヤ マウ ブンクス 持ち帰りにしてください
会計をお願いする Saya mau bayar サヤ マウ バヤール お会計をお願いします

ワルンでナシチャンプルを「bungkus」すると、茶色い紙にキュッと包んでくれます。小さなワルンでは「何を食べた?」と聞かれて自己申告で精算するスタイルも珍しくありません。食べたおかずを覚えておいて、指さしながら答えれば大丈夫です。

注文前に、まず一声かける

場面 表現 読み方 意味
店員さんに声をかける Permisi プルミシ すみません

インドネシアの屋台(ワルン)は、店員さんに声をかけて注文を伝えるスタイルがほとんど。「Permisi(すみません)」の一言で自然に注文モードに入れます。

小さなワルンでも、QRコードが貼ってあることが増えた

インドネシアでは国が統一した規格「QRIS」が急速に普及し、屋台や小さなワルンのレジ横にもQRコードのステッカーが貼られている光景が当たり前になってきました。現地の銀行アプリと連携する仕組みが基本なので、旅行者がその場ですぐに使うのは難しいのが実情ですが、店側の決済インフラそのものが進化している証拠でもあります。旅行者としては引き続き現金が確実な支払い手段ですが、「Bisa QRIS?(QRISで払えますか?)」と聞いてみれば、店の人との会話のきっかけになることもあります。

「Saya mau」と「tidak」、2つの形で屋台グルメは乗り切れる

「Saya mau + ほしいもの」で頼み、「tidak + 動詞/形容詞」で断る・伝える——この2つの形の組み合わせだけで、屋台の注文はほとんどカバーできます。インドネシア語は動詞の活用がなく、覚えた単語がそのまま使えるのも心強いところです。

アジコトの「食べる」ステージでは、こうした屋台の場面イラストとともに、フレーズを実際に声に出して練習できます。

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参考

本記事で言及した情報源:

  • QRIS(Quick Response Code Indonesian Standard)― インドネシア中央銀行(Bank Indonesia)が策定した国内統一のQRコード決済規格

よくある質問

Q. 屋台で店員さんを呼ぶには、どう声をかければいいですか?
「Permisi(すみません)」と軽く声をかければ十分伝わります。忙しい時間帯は、笑顔で目を合わせるだけでも気づいてもらえることが多いです。

Q. サンバルはどのくらい辛いですか?
店や地域によって差が大きく、数百種類ともいわれます。辛さに自信がなければ「tidak pedas(辛くない)」、挑戦したければ別添えでもらうのがおすすめです。

Q. ベジタリアン向けのメニューはありますか?
テンペや豆腐を使った料理、野菜料理(sayur)が充実しています。「Saya tidak makan daging(肉は食べません)」と伝えれば、お店の人がおすすめを考えてくれます。

Q. ハラルかどうかはどう確認すればいいですか?
「ハラル」表示のある店を選ぶのが確実です。不安な場合は「Ini halal?(これはハラルですか?)」と直接尋ねても問題ありません。

Q. テンペとタフの違いは何ですか?
テンペは大豆を発酵させて固めた食品、タフ(豆腐)は日本の豆腐とほぼ同じものです。どちらもインドネシア料理では欠かせないタンパク源として親しまれています。

Q. 屋台の衛生面が気になります。どう選べばいいですか?
地元の人で賑わっている屋台は回転が早く、食材も新鮮なことが多いとされています。氷を使う飲み物が心配な場合は、瓶や缶入りの飲み物を選ぶのも一つの方法です。

Q. QRISは旅行者でも使えるようになりますか?
現状は現地の銀行口座が前提です。海外発行カードとの連携サービスも徐々に増えていますが、短期旅行では現金を主軸にしておくのが確実です。