タクシーに乗り込んだらまず伝えたい行き先。韓国語・ベトナム語・タイ語・インドネシア語、4言語の言い方を比較しながら、それぞれの国で信頼できるタクシー・配車アプリの選び方まで詳しく紹介します。
4言語で比較
| 言語 | 表現 | 読み方 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 韓国語 | 이 호텔로 가주세요 | イ ホテルロ ガジュセヨ | 가주세요(ガジュセヨ)=行ってください【文末】 |
| ベトナム語 | Cho tôi đến khách sạn này | チョー トイ デン カックサン ナイ | Cho tôi(チョートイ)=私を〜へ【文頭】 |
| タイ語 | ไปโรงแรมนี้ค่ะ | パイ ローンレーム ニー カ | ไป(パイ)=行く【文頭】 |
| インドネシア語 | Saya mau ke hotel ini | サヤ マウ ク ホテル イニ | Saya mau(サヤマウ)=私は〜したい【文頭】 |
気づき:「Cho tôi/Saya mau」の型がここでも共通
タイ語(ไป)は「行く」を文頭に、韓国語(가주세요)は「行ってください」を文末に置きます。ベトナム語・インドネシア語は、これまでの記事でも登場した「Cho tôi/Saya mau」の型がここでも共通して使われています。
韓国語「이 호텔로 가주세요」:配車アプリ「カカオT」が主流
「이 호텔로(このホテルへ)+가주세요(行ってください)」という組み立てです。「로/으로(〜へ)」は行き先を示す助詞で、地名を入れ替えるだけで応用できます。韓国では流しのタクシーを拾うより、配車アプリ「카카오T(カカオT)」を使うのが一般的です。目的地の入力も簡単で、料金の見通しも立てやすくなります。
ベトナム語「Cho tôi đến khách sạn này」:信頼できるブランドを選ぶ
「Cho tôi(私を〜へ)+đến(到着する・行く)+khách sạn này(このホテル)」という組み立てです。「Cho tôi đến + 場所」で「〜へ連れて行ってください」という行き先の伝え方になります。ベトナムでは「Mai Linh(緑)」「Vinasun(白)」など大手ブランドのタクシーか、配車アプリ「Grab」を使うのが安心です。メーターを不正に操作する車両もあるため、乗る前に会社名を確認する習慣をつけておくと安全です。
タイ語「ไปโรงแรมนี้ค่ะ」:メーターを使うか事前確認を
「ไป(行く)+โรงแรมนี้(このホテル)+ค่ะ(ていねいに)」という組み立てで、「ไป(パイ)+行き先」で「〜へ行ってください」という、とてもシンプルな形です。バンコクのタクシーは基本メーター制。乗る前に「メーター使ってください(เปิดมิเตอร์ด้วยค่ะ)」と伝えると安心です。空港タクシーは別料金が加算されることもあるので、事前に知っておくと戸惑いません。
インドネシア語「Saya mau ke hotel ini」:「ブルーバード」は信頼のブランド
「Saya mau(私は〜したい)+ke(〜へ)+hotel ini(このホテル)」という組み立てです。「ke(ク)」は行き先を示す前置詞で、「ke + 場所」で「〜へ」を表します。インドネシアでは青い車体の「Blue Bird(ブルーバード)」タクシーが定番で信頼できるブランドとして知られています。配車アプリ「Grab」や「Gojek」も広く使われており、初めての場所でも安心して移動できます。
料金交渉の豆知識
メーター制のタクシーが主流の国もあれば、乗車前に料金交渉が必要な地域もあります。事前に「メーターを使ってください」の一言も覚えておくと安心です。近年は配車アプリ(Grab、Gojekなど)が東南アジア各国で普及しており、アプリ上で行き先と料金があらかじめ確定するため、言葉の不安がある場合はアプリの利用がもっとも確実な選択肢になります。ホテルの住所や名刺を運転手に見せるだけでも、行き先はスムーズに伝わります。
「ここで停めてください」:降りる場所を伝える
| 言語 | 表現 | 読み方 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 韓国語 | 여기서 세워 주세요 | ヨギソ セウォ ジュセヨ | 세워 주세요(セウォジュセヨ)=停めてください【文末】 |
| ベトナム語 | Cho tôi dừng ở đây ạ | チョー トイ ズン ウー ダイ ア | Cho tôi(チョートイ)=私に〜させて【文頭】 |
| タイ語 | จอดตรงนี้ค่ะ | ジョート トロンニー カ | จอด(ジョート)=停める【文頭】 |
| インドネシア語 | Saya mau berhenti di sini | サヤ マウ ブルフンティ ディ シニ | Saya mau(サヤマウ)=私は〜したい【文頭】 |
行き先を伝えたあと、目的地の近くに来たら使いたいのがこの一言です。タイ語は動詞「จอด(停める)」を文頭に置くだけでシンプルに伝わりますが、他の3言語は「お願いします/〜したい」という枠組みで包みます。タイ語の直接的な言い方と、他言語のやわらかい包み方、どちらも覚えておくと安心です。
空港では、声をかけてくる客引きより正規の列へ
到着ロビーを出た瞬間、「タクシー?」と声をかけてくる客引きに出会うことがありますが、これは基本的にスルーして、空港内の正規のタクシー乗り場やカウンターへ向かうのが安全です。声をかけてくる車は、メーターを使わなかったり、相場より高い料金を提示してきたりすることがあるためです。韓国の空港には「インターナショナルタクシー」という専用デスクがあり、外国語に対応したドライバーが多く、予約なしでもすぐに利用できます。車体が黒地に金色のラインで、一般タクシーより車内が広く丁寧なサービスの「모범택시(模範タクシー)」もこの仲間です。他の3カ国でも、空港到着ロビー内の案内表示に沿って正規のタクシー乗り場の列に並ぶか、この記事で紹介した配車アプリを使うのが、いちばん確実で安心な移動手段です。この一言を口にする前に、まず「どのタクシーに乗るか」を落ち着いて見極めましょう。
関連フレーズ
チェックインの一言は「チェックインお願いします」4言語比較、道に迷ってしまったときは「道に迷いました」を4言語でもあわせてどうぞ。
よくある質問
Q. 配車アプリと現地のタクシー、どちらが安心ですか?
言葉に不安がある場合は、行き先と料金があらかじめ確定する配車アプリのほうが安心です。流しのタクシーは料金交渉が必要な場合があります。
Q. メーターを使ってもらえないときはどうすればいいですか?
「メーターを使ってください」と伝えても応じてもらえない場合は、無理に乗車せず、他のタクシーや配車アプリを利用するのが安全です。
Q. 行き先の住所をうまく伝えられません。どうすればいいですか?
ホテルの予約確認メールやGoogleマップの画面を見せるのが確実です。多くの運転手は地図を見れば理解してくれます。
Q. 各国のタクシーで信頼できるブランドはありますか?
韓国はカカオTでの配車、ベトナムはMai LinhやVinasun、インドネシアはブルーバードが定番です。どの国でも配車アプリを併用すると、より安心して移動できます。
Q. 目的地の少し手前で降りたいときはどう伝えればいいですか?
「ここで停めてください」の一言で十分です。窓の外を指しながら伝えると、より確実に意図が伝わります。近づいてきたら早めに声をかけましょう。
Q. 空港で声をかけてくるタクシーの客引きは利用してもいいですか?
おすすめしません。メーターを使わなかったり高額な料金を提示されたりすることがあるため、空港内の正規のタクシー乗り場・カウンターや、配車アプリを利用する方が安心です。